久しぶりに「 blue 」観ました、DVDで。
やっぱり、地元の風景が映し出されているストーリーは感慨深いですね。
変わらない風景、失ってしまった風景、当時の街の雰囲気。
干支がひとめぐりした今、考えさせられる事もたくさんありました。
DVDになって『それぞれの「blue」』という安藤尋監督、魚喃キリコさんを軸とした
メイキングストーリー作品が加わって興味深かったです。
監督 、 プロデューサー、原作者の出会いのエピソードや気持ち。
魚喃キリコさんがその中で「原作者からみると、映画は同じ幹から実を結んだ従姉やハトコのような存在・・・・」みたいな事を語っていたのが印象的でした。
最初に映画を観た時から引っ掛かっていた、ギターとオカリナの音楽の理由も判りました。
不思議な音色の魅力は、原作者の当時の思いが響いてできたものなんですね。
素晴らしいアナザーストーリーでした。
こんな気分になったので・・・・・・・・・・
もう少し欲張って、こんどは新潟を舞台にした、エンターテインメント色の強い作品が観たい!
例えば地方発信のエンタメというと、札幌ススキノの「探偵はBARにいる」や、仙台舞台の「ゴールデンスランバー」など一連の伊坂幸太郎作品があります。
小説の良さと映画の話題性で、相乗効果が出ているのが羨ましいです。
ま、新潟は、こんなコンテンツが生まれる事が第一歩なのかも知れません。
・・・・・・・・・環境かな!?
闇米とJA職員が情報戦や物流で闘う『コシヒカリ・クライム』とか、
枝豆の種をめぐって殺人が起きる、『ユウナヨ・サスペンス』とかあればイイのに (笑)
では、また。 (デラ)